【何故?】8500系8637F 3両が昨年からテクノ入場 導入しそうな鉄道を妄想


こんにちは!
今回は東急8500系の8637Fに関する記事を書いていきたいと思います。
8637Fは最近、デハ8537の前面帯が赤帯になっているという姿が目撃されています。こちらの動きが注目視されていますが、8637Fの動きはこれだけではないのですね。8637Fはデハ8537,8797,8637とサハ8980の4両が残っていますが、このうち、デハ8637,8797,サハ8980の3両が昨年から東急テクノ工場に入場中です。デハ8637,8797は昨年の東急電車まつりの頃から、サハ8980は昨年12月から入場しており、この影響でテクノ工場の訓練車の8606Fの2両が外に留置されているといった状態になっています。更に昨日、入場中の車両の青帯が取り外された状態で入場している姿も目撃されています。過去の例を考えるに、引退車両が長期にわたりテクノ工場に入場するとなると、譲渡改造が行われていたことが多くなっています。そのため、8637Fについても譲渡改造をしているということが期待できるとは思います。しかし、8637F以外で、2020系導入分で廃車になった8500系の他事業者への譲渡は発生しておらず、8637Fのみが譲渡されるというのも不思議ですね。特に8500系の40番台の大井町線所属車両もあったにも関わらず、こちらではなく37Fを選んだこともかなり疑問です。しかし、テクノにこれだけ長く入場している理由が譲渡改造以外の理由であるとすると、思い浮かばず、やはりどこかの事業者に譲渡される可能性が高いのだろうと思います。そこで今回は仮に8637Fが譲渡されるとして、どの鉄道に譲渡される可能性があるのか、こちらを考えてみたいと思います。


8637F



まず、今回入場中の車両は、デハーデハーサハの入場のため、2M1Tの3両を組成できます。2両ならば両先頭車の2両をくっつければよいため、わざわざこの3両を選んでいるということは3両に組成される可能性が高いのでしょう。更に1編成のみの譲渡ですから、今更1編成のみ東急8000系列を買う会社があるともなかなか考えにくく、既に8000系列が活躍していて、なおかつ3両編成を組める鉄道の可能性が高いのではないかと思います。これらの条件を満たす鉄道は長野電鉄伊豆急行秩父鉄道富山地方鉄道、この4社なのかなと思います。
ただ、長野電鉄伊豆急行はまずないのかなと思います。長野電鉄に関しては既にVVVFの18m車両である03系を導入している鉄道で、今後は8500系置換の為、18mの車両を導入していく予定であることが発表されています。この動きを考えても長野は無いでしょう。また伊豆急行は既に209系を導入し、次世代車両への置き換えの兆候が見える鉄道です。こちらにも導入される可能性は低いのではないかと思いますね。
それでは残りの鉄道はどうでしょう。まずは秩父鉄道秩父鉄道は旧都営6000形がいまだに活躍している鉄道で、こちらの置き換えも噂されている鉄道です。こちらの譲渡の可能性はあり得ると思っており、私は秩父に行くのではないか?と思っていました。ただし、令和6年度の埼玉県の予算見積調書を見るに、来年度秩父鉄道は新型車両を導入しなさそうなのですね。この辺りのことを考えると、秩父鉄道も微妙なのかなと思います。ちなみに、この予算調書に基づけば、鶴見線205系がこちらに行くこともないはずです。
そうなると、挙げたのは富山地鉄が最後ですが、さすがに富山地鉄も無いのかなと思います。富山地鉄は確かに3両編成を導入していますが、いずれも特急型や観光列車であり、ロングシート車両の3両編成というのは誕生していません。東急8590系は2両化して譲渡してますので、富山地鉄であるならば、2両での改造になるのではないかと思われます。このことを鑑みると、やはり富山地鉄も可能性は低いのではないかと思われます。
そうなると、導入先がなさそうなのが現状なのですよね。どの鉄道も可能性が低そうとなると、私は妄想できません(笑)20m3両を導入している鉄道といえば、三岐鉄道、伊豆箱根登山鉄道富士急行などが考えうるのかなと思いますが、どの鉄道も8500系を1編成だけ導入するメリットはないでしょうね(笑)そうなると、東急が3連化してそのまま使うのか?(車籍もあるようです)とも考えられますが、さすがにそんなことはないでしょうね。果たして8637Fが今後どうなるのか、予想もつかないなと思います。

テクノ入場している8500系が果たしてどうなるのか、私は昨年から気になっていますが、本当に今後はどうなるのでしょうね。秩父に行くのかな?と思ってましたが、どうもそんなこともなさそうですし…。今後の動向も気になる所です。
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