キハ40 全席指定の観光急行が運行へ!キハ52が定期引退しても楽しい房総


こんにちは!
今回は小湊鉄道に関する記事を書いていきたいと思います。
昨日、小湊鉄道からキハ40による全席指定の観光急行を運行することが発表されました!
www.kominato.co.jp
こちらの運行情報のトロッコの箇所に記載されている内容を引用します。

※房総里山ロッコの運休について
2024年3月23日(土)より運行開始を予定しておりました房総里山ロッコですが、2023年12月より実施しておりました法定検査により、ディーゼル機関車DB4型のエンジン部品(シリンダーヘッド)に不具合が発見されました。
交換部品の調達に日数を要するため、修理完了は2024年9月末を予定しております。そのため当面の間、房総里山ロッコを運休し、予定していたトロッコ列車運行日はキハ40型車両の観光急行(全車指定席)を運行いたします。房総里山ロッコのご乗車を楽しみにして頂いていたお客様には誠に申し訳ございません。  小湊鉄道公式HPより

普段走行している房総里山ロッコの牽引機関車のDB4型のエンジンに不具合が見つかったということで、この復旧に2024年9月までかかるということです。その間、トロッコ号が運行をできないということで、代わりにキハ40による観光急行を運行するとのことです。非常に面白い施策ですね。

小湊鉄道キハ40



キハ40はボックスシートの車両ですから、座席指定の観光急行にはちょうど良いですね。通常運用の小湊鉄道のキハ40は、同社オリジナルのキハ200と共通運用となっており、運行日を事前に知ることは難しかったため、この観光急行に乗ればキハ40に確実に乗ることが出来るというのは魅力ではないでしょうか。

同じ房総半島のいすみ鉄道では、先日、キハ52が5月を以って定期運用を撤退することが発表されました。キハ52はキハ28とは異なり、完全引退ではなく、定期運用の撤退と言うことで、臨時列車等で活躍していくようですが、それでもやはり乗ることが出来る頻度は低くなります。しかし、キハ40の観光急行はおそらく里見トロッコが復帰する9月ごろまで運行されるでしょうから、まだまだ国鉄気動車を房総半島で楽しめるということで、房総半島はまだまだ楽しくなりそうですね。当然ながら、9月以降も普通列車で使われますから、今後もキハ40は乗ることは出来ます。
isumirail.co.jp
キハ52の定期運用引退は残念ですが、老朽化もありますので仕方がないのかなと思います。むしろ、臨時運用だけでも残してくれるというのは良かったのではないかなと思います。公式HPの記載を見る限り、多客臨でも使われそうですから、貸し切り以外で完全に乗ることが出来なくなるわけではなさそうです。キハ52もできる限り長く走り続けてくれると良いですね。

今回はキハ40の観光急行運行に関する記事でした。
最後までご覧いただきありがとうございました!