E217系 ダイ改後の使用予定無し!&南武支線205系W2 夏の復帰理由も判明か


こんにちは!
本日、JR東日本労働組合、横浜地本のページが更新され、ダイヤ改正以降の車両動向が明らかとなりました。今回はこの中から、気になる物を見ていきたいと思います。
http://www.jreu-yokohama1.jp/library/5b8fc5fcb8e028f93a2e85f2/677253cc989e86067027ec20.pdf
http://www.jreu-yokohama1.jp/library/5b8fc5fcb8e028f93a2e85f2/677253cc62982406758156d1.pdf

E217系 ダイヤ改正で引退へ!


まずは、E217系ダイヤ改正以降、使用予定が無いことが明らかとなりました。横浜地本の記事には以下のように書かれています。

団体側:改正後の横須賀・総武快速線E235系のみとなるのか? E217 系の使用はあるのか?
会社側:改正後は E235 系のみとなる。E217 系は使用予定はなし。

明確にE217系ダイヤ改正で撤退することが明らかとなりました。導入本数の関係から今年度中に置き換えは完了するだろうと見られていましたが、その通りE217系ダイヤ改正までに完全撤退ということになりそうですね。残り約3か月です。
またE235系化による表定時分変更は行わないとのことですので、スピードアップとはならなさそうですね。E235系の配置数と運用数については「基本 49 編成 運用 47 段、 付属 44 編成 運用 42 段」と記載されていることから、基本編成・付属編成共に2編成ずつ当初の製造予定数から減らされたことも確定となりました。(当初はE217系と同数の基本51編成、付属46編成製造予定でした)この減産分を使って、インドネシアKCIへの新型車両12連×3編成を製造する見込みがあったと、以前報道されていましたが、それも溶けましたので、J-TRECは単純に30両の減産ということになりそうですね。

南武支線205系も継続使用


続いて、1編成のみの活躍が続く、205系W4編成の今後に関する情報も出てきています。

組合側:南武支線で 205 系が継続して使用されるが、今後の置き換えについてはどのように考えているか?
会社側:経年が高い認識はあり、部品の確保などで OM も苦労している。比較的新しい E127 系と合わせ、変更は決まっていない。

このように205系の継続を予定している旨の記載があります。部品の確保などでOMも苦労をしているという記載がありますね。先日、大宮総合車両センターの一般公開に行った際、205系の廃車車両から確保したと見られる部品が多数ストックされているのを見ましたが、高崎の211系とW4編成共通の予備部品であるのかもしれませんね。ちなみに、W4編成が2023年1月に検査を通ってから来月で2年です。今後2年以内に置き換えなければ、再び検査(次回は重要部検査)を通すことになりますが、今後2年以内に何らかの動きは出るのでしょうかね。ちなみに仙石線205系も2025年度中の撤退がほぼ決まりましたので、JR東日本最後の205系南武支線になる可能性がより高くなったのかもしれませんね。

また、別資料には以下のような記載があります。

組合側:E127 系の乗務員室酷暑対策の進捗は?
会社側:引き続き首都圏本部と連携して対策を行っていく。

今年の夏にE127系南武支線運用から離脱し、205系W2編成が復帰するという動きがありましたが、この記述を見るに、乗務員室の酷暑対策で205系を復活させたと見るのが妥当でしょうね。長らくの謎がようやく解けましたね(笑)労働組合資料経由で理由が明らかになるとは思いませんでしたが、客室内の冷房ではなく、乗務員室の冷房が問題だったのですね。これについては、引き続き首都圏本部と連携して対策をするとのことですが、205系W1/W2編成を廃車にしてしまった以上、来年はE127系を使用しないという対策は取れないことになりますが、果たしてどのような対策を行うのでしょうね。


東海道線 熱海駅で分割併合・朝の伊東線伊豆急行線直通拡大・E231系国府津機器更新2025年度前半完了

また、このほかにも東海道線について目新しい情報があります。まず、「熱海駅における本線乗務員による分割併合作業の具体的な実施列車は?」という質問を労働組合が行っており、会社側は未定と答えています。これは踊り子の分割併合のことでしょうかね?よく分かりません。
また、「朝の伊東線伊豆急行線の直通運転を拡大する理由は?」という記載も確認できます。このことから、伊東線伊豆急行線の直通列車が朝ラッシュ時間帯に増加することになりそうです。
車両面では、E231系国府津車の機器更新は2025年度前半完了予定との記載も確認できます。機器更新が半更新も含めているのか、全面更新のみなのかは分かりませんが、全面更新のことを指していた場合は、小山車後期に残留もあるとはいえ、墜落インバータ消滅も近いのかもしれませんね。

南武線 E233系 N36編成 改正日時点では中原残留か


また、南武線E233系について、改正日時点では「配置 36 編成 運用 33 段」 と書かれていることから、N36編成は改正日時点では中原に残留することになります。この表記を見るに、少なくともダイヤ改正前に南武線を去ることは無さそうですね。今後、ワンマン改造を行い、中原に残留するのか、それとも改正日以降に転属するのか、この辺りが今後の焦点になりそうです。

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