こんにちは!
本日、JR東日本の仙石線にE131系が導入されることが発表されました!
https://www.jreast.co.jp/press/2024/sendai/20241223_s01.pdf
\仙石線への新型車両投入します/
— JR東日本鉄道イベント・グッズ担当のつぶやき【公式】 (@JRE_MALL) 2024年12月24日
仙石線に、E131系4両編成を14編成、合計56両を新造し投入します。 営業開始は2025 年度冬頃を予定しています。(担当KT)
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導入は2025年冬頃からです。2025年の11~12月頃からデビューし、2026年春改正までに205系を完全に置き換えてワンマン化するお決まりパターンでしょうね。
それにしても導入発表が早かったですね。まだ導入まで1年ほど期間がありますが、もう発表ですか。小山ローカル、相模線、鶴見線の発表タイミングよりも全然早いです。労働組合資料や業界誌で匂わせがありましたので、導入自体にはもはや驚きもありませんが、仕様等が明らかになりました。
まず導入数は4両×14編成です。現在の205系は16編成ですので、2編成減となります。今年の春にM4編成が廃車になり、1編成減りましたが、さらに減りますね。現行の仙石線運用が14運用ですので、予備ゼロになってしまいますから、減便があるかもしれませんね。
導入区間はあおば通り~石巻ということです。高城町で系統分離などという噂もありましたが、取りあえずは現行の運行体制維持ということでしょうね。また、トイレも205系同様に設置されています。
現行車両の205系
そして、車内のイメージ画像を見る限り、基本的にE235系やE131系の軽装車(コストカット車)の内装を受け継いでいます。吊革はグレー、貫通扉の化粧板無し、ドアボタンもコストカット式です。 更に、ドアの化粧板も廃止されています!これはまたなんとも…。E231系以前の丸おびたドアガラスになっていますし、逆戻りですね。おそらく、二重ガラスでも無いのでしょう。(追記:報道画像では二重ガラスが描かれているイラストがあるようで、二重ガラスの可能性が出ているようです)ちなみに、鶴見線のE131系も化粧板廃止車両ですが、あの車両は基本的に東急2020系ベースのストレート車体の車両でしたので、特殊仕様の可能性もありましたが、拡幅車両で化粧板無しとは結構衝撃ですね…。これはいよいよこの形がスタンダードになるという可能性もあるのではないかと感じる所です。
鶴見線E131系の誕生で、E235系から始まったドア上部の幅が広いsustina拡幅車体に、E231系以前のような丸みを帯びたドアが組み合わさっている新しい形態の誕生となりそうです。今後の新型車体もこのような形で化粧板や二重ガラス廃止になるのですかね…?黒色吊革廃止もそうですが、せっかくE233系やE235系0番台で完成された内装が少しずつ味気なくなっていくのは、何だか寂しいなとも感じますね。
その他、プレス画像を見る限り、鶴見線同様、前面は非貫通仕様になっていそうですね。下部にダミー扉が無さそう?ですし、従来の貫通扉部分の窓ガラスが幅広い物になっているので鶴見線よりもダミー感が目立ちそうです。前面非貫通ならばE235系仕様の前面でも良いのにな…なんて思ったりもしますが、前面ガラスが大きいと破損した際の補修も大変でしょうから、窓ガラスを3分割するというのは合理的かもしれませんね。相模線では貫通扉を使わない路線ですが、それでも貫通扉はダミーではない本物を付けていたので、ダミー化もコストカットといえば、コストカットでしょうかね(笑)その他、側面の行先表示器は「液晶カラー行先表示器」と書かれているようで、もしかしたらフルカラーLEDではない可能性があるようです。スペーシアXや阪急のプライベースのような行先表示器になるのでしょうかね。
スペーシアXの側面表示器
その他、前面の行先表示器のイメージ画像が「快速 石巻」です。仙石線の快速は定期運用では存在しませんが、果たしてこれが意味することは何なのでしょう…。
このように、なかなか面白い形態となりそうな仙石線のE131系です。
E131系が導入されるということは、205系の活躍はまもなく終了ですので、楽しむのはお早めにということですね。
最後までご覧いただきありがとうございました!