
こんにちは!
今回はメトロのB修について考える記事を書いていきたいと思います。
先日、05N系を除く、ノーマルの05系最後のB修施工車である05‐124FのB修が完了しました。05‐122F~05‐124Fの3編成はコロナ禍の時期に更新が見送られていたこともあり、そのまま廃車になるのでは?という噂もありましたが、無事に更新が完了し、当初の予定通りに05‐114F~05‐124FのB修が完了しました。しかし、05系のB修は2012年~2024年に渡って計12年で行われてきており、B修施工車齢も車齢21年で更新施工された05‐114Fもいれば、30年で施工された05‐124Fもいます。このことを見ても分かる通り、05‐124Fは高齢更新となりました。メトロの更新は営団時代の理想的なサイクルとしては24年B修→36年にC修→48年廃車という一つの指針があります。この指針から05‐124Fは約6年遅れて更新が行われました。どうしても工場のキャパや営業車両の確保の観点を考えると、更新時期に差が出るのは仕方のないことではあります。しかし、更新が遅れたからといって、遅れた編成が他の05系よりも長く使うとは限らないかもしれません。それはこれまでの廃車の状況から見ると分かる通りです。今回は05‐124Fが更新後あまり使われない可能性について考えてみたいと思います。

どの形式も…更新後の使用状況には差が出てきた
これまでB修が行われた後に廃車になった形式については、どうしてもやはり更新後の使用年数に差は出てきています。試しに6000系,7000系,8000系のB修後最長で使われた編成と、最短で廃車になった編成の差を見てみたいと思います。
【6000系】
B修(VVVF車のみ)の実施期間:1995年~2007年
B修(VVVF車のみ)の置き換え期間:2015~2018年
B修後最も長く走った編成:6102F:1996年更新、2018年引退 22年
B修後最も活躍期間が短かった編成:6122F 2007年更新、2018年引退 11年
【7000系】
B修(VVVF車のみ)の実施期間:1996年~2010年
B修(VVVF車のみ)の置き換え期間:2008~2009年、2021~2022年
VVVF更新後最も長く走った編成:7119F:1999年更新、2022年引退 22年
VVVF更新後最も活躍期間が短かった編成:7102F 2010年更新、2021年引退 11年 ※一度VVVF更新された後、再更新
【8000系】
B修(VVVF車のみ)の実施期間:2004年~2015年
B修(VVVF車のみ)の置き換え期間:2022年~2025年度(予定)
B修後最も長く走った編成:8109F:2004年更新~現役 最長21~22年
B修後最も活躍期間が短かった編成:8119F 2014年更新、2022年引退 8年

このようになっています。
このように、基本的にメトロの廃車は代替最古参の更新車が更新ヵら20年程度経過をすると置き換えが始まり、その後は更新が後の編成も含めて比較的短期間で同一形式の廃車を進めています。廃車時期に更新が古いも新しいもあまり関係ないのですね。特に露骨なのが8000系で、むしろ更新から20年以上経つ編成が置き換えが最後の方になり、更新が新しい編成が先に廃車になるなどという例も出てきているほど、更新の順番と置き換え時期はほぼ関係ないわけです。この前例を見ると、05‐124Fも更新後、そこまで長くは活躍しない可能性も高いのではないかと思うところです。
それでは置き換えはいつごろになるでしょう。最初の更新の05‐114Fの更新から20年が経つのが2032年です。仮に製造から48年使うとしても、2040年です。代替2030年代半ば~2040年代前半頃に05N系を除く05系の置き換えが始まると考えるとすれば、10年~15年ぐらいで廃車になっても違和感はないのかなと感じる所です。いずれにしても05‐114Fよりは更新から10年近く短く使うことになりそうだなと感じる所です。
最後までご覧いただきありがとうございました!