ED76 81引退で0番台完全消滅!EF510本格稼動でED76,EF81運用減!


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6/30、JR貨物の門司機関区において、EF81,EF510,ED76の撮影会が行われたようです。その中で、ED76 0番台最後の現役機であった、ED76 81の運用離脱が公表されたようです。EF76 0番台は83号機が既に3月に運用離脱をしていますので、81号機の引退を以ってED76 0番台は完全に引退したことになります。

ED76 81

JR貨物2020年代まで在籍していたED76の0番台の2機はかつてJR九州に在籍していた機関車です。JR九州ブルートレインを牽引していた機関車ですが、2000年にJR貨物に譲渡されました。その後は、JR貨物で貨物列車の牽引機として活躍してきましたが、6/30を以って引退をしたということですね。元JR九州の人気釜の廃止ということで、寂しいものですね。

ED76 83(3月引退)

そんな中ですが、その翌日、更にED76やEF81の運行機会が減る出来事が起こりました。その出来事というのが、3月改正以降続いていたED76やEF81による、EF510運用の一部代走が終了したことです。EF510は3月改正から8運用ほど設定されていましたが、しばらくはED76やEF81による代走運用が続いており、改正後も比較的多くのEF81,ED76が活躍していました。しかし、7月からEF510が本格的に運用を開始したようで、そのことによりED76やEF81の運用が実質的に減っています。7月以降、これまでED76が担当していた日豊本線の西大分へ行く運用(A36)がEF510の運用へと変わりました。さらに、主にEF81が担当していた北九州から鹿児島へ向かう2運用(A31, 32)も7月以降、EF510が充当されています。この他にも、一部運用にEF510が充当されており、現在、EF510運用で変わらずEF81などが代走しているのは、鍋島行きの運予と、鹿児島行きの1運用の2運用程度であるようで、ED76のEF510運用代走は終了しているようです。このように、EF510運用の全8運用中6運用がEF510に本格的に置き換わった可能性もあり、国鉄電機の運用が大幅に削減されています。ちなみにEF81の運用であるといわれている3運用はEF510が代走状態となっており、EF81は7月以降、実質的にEF510代走運用の2運用程度におさまっているようですね。
このような状況を見ていると、いよいよ九州の国鉄電気機関車も終焉が迫っているなと感じますね。特にEF81の方は大幅に運用が減ったなと感じます。世代交代も迫っていますので、出来る限り早いうちの記録をお勧めしたいと思います。
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