鶴見線205系T17編成 首都圏の当たり前が終わる実感 日中運用でお別れ乗車


こんにちは!
今回は乗車記です。鶴見線205系もついにT17編成1編成のみの活躍となり、風前の灯火状態となっています。とは言えども、線路モニタリング装置の関係なのか、E131系T8編成が運用に入らない状況が続いており、その影響で205系T17編成も細々と活躍が続いています。1編成になってから、なんだかんだ走っていますね。去る1月23日、ちょうど一週間前、205系T17編成が終日運用に入りました。この日はE217系Y-108・Y-110編成の廃車回送があり、私も東神奈川駅で撮影していました。撮影を終え、鶴見線の運用を見てみたところ、ぴったりの時間に205系T17編成が海芝浦駅に行く運用についていることが分かりましたので、その足でお別れ乗車をしてきました。鶴見線205系も散々乗りましたので、もういいかな…とも思っていましたが、そういえば海芝浦は全然行っていないことに気づきましたので、停車時間に駅と205系の撮影もしたいなぁ…という思いもあり、行ってきました。

こちら海芝浦駅で撮影したT17編成です。
行ってみてびっくりしたのですが、海芝浦駅のホーム上の屋根が撤去されてしまったのですね。なんだか、随分殺風景になってしまったなと思ってしまいました。

この写真は2019年3月の写真。屋根やベンチがありますね。こうやって見比べると、雑草も生えてしまい、柵も変わって、ずいぶん変わっているんですね。
鶴見線扇町の方はよく行っていましたが、海芝浦は久々なのでびっくりしました。



最後なのでいろいろと撮ってきました。
やはり海芝浦駅は海が近いので晴れた日に行くと気持ち良いですし、電車もかっこよく見えますね。折り返し時間が約15分ありますので、車内外をゆっくり撮影でき、205系を味わう良い機会になったなと、乗ってよかったなと思いますね。

中原独自要素の黄色の号車札も見れなくなりますね…と言いたいところですが、W4編成が残りますね(笑)「3」の黄色札は見納めです。


もう乗り慣れ過ぎて、何とも思わないだろうと思っていましたが、ほとんど人のいない車内で205系を味わっていると、なんだかんだ寂しいものですね(笑)これが鶴見線だけの引退ならそんなに寂しくないのでしょうけど、首都圏全体での引退ですからね。南武支線205系が残るとは言えども、あの車内はかなり綺麗になっていますから、一般的な205系の車内をもう首都圏で見れないのかと思うと、結構寂しいなと思いました。冷静に考えると、仙台まで行かないとこの車内を味わえなくなるわけですからね。205系なんて様々な路線で何回乗ったか分かりませんが、本当の最後ですね。まあ、いろいろ思うところがありました(笑)

ということで今回は205系鶴見線最後のお別れをしてきたよという記事でした。直流モーターに揺られ、車掌さんの肉声放送を聞きながら、レトロな鶴見線を味わえるものもうあと1か月無いかもしれませんね。個人的にはやはりワンマン化がすごく寂しいなと感じます。既にワンマン化された八高線や相模線に乗っていて感じるのは、車掌さんが乗っていないのが凄く寂しいということです。車掌さんが乗っていて、接続待ちでホームに出て時間調整をしていたり、205系や209系で肉声放送をしていた姿を今でも当たり前のように思い出しますから、その姿が見れないのは本当に寂しく感じます。ワンマン化、人員削減に有効なのは分かりますが、なんだか寂しいなと感じてしまいますね。
最後までご覧いただきありがとうございました!