野田線10000系の2026年度廃車は無しか 東武設備投資計画を読む


こんにちは!
今回は東武鉄道に関する記事です。
東武鉄道は4月末に2026年度の設備投資計画を発表しました。

例年通り、車両の導入計画や防犯カメラ設置計画などが記載されていますので、今回はそんな車両面の記載を見て、今年の東武鉄道の車両動向を占ってみたいと思います。

新造車両

まずは新造車両を見てみましょう。今年は以下の車両たちが製造されます。

90000系 2編成製作(2025年度導入分は近夏デビュー)
1000系 2編成製作
80000系 5編成増備

以上の3形式が製造されます。80000系は増備、90000系は製作と、昨年のリリースから記載が分かれていますが、なぜ分かれているのかは不明です。ただ、昨年度「製作」と記載されていた90000系も記載通り落成しましたので、2編成が落成する可能性が高いと見て良いのかなと思います。
90000系、意外と製造数が抑えられましたね。2028年度までに10000系を含めて置き換えるとも読める記載のある事業概要が以前に公表されていましたが、その可能性は低くなったのだろうと思います。このままのペースだと、90000系第一陣の7編成は2027年度か、2028年度に導入完了するものと思われます。
続いて、大師線・亀戸線向けの1000系ですが、今年度は2編成が製造されるようです。
最後に80000系です。今年度は5編成導入です。この数字を用いた野田線8000系・10000系の動向については、後述したいと思います。
以上が新造車両です。

車両更新


続いて、車両更新ですが、今年度は60000系5編成が更新されるようです。津覇は昨年に続き、60000系の更新に専念ですね。ペースも昨年と変わらず5編成です。常に2~3編成程度が今年度も離脱することになりそうです。

防犯カメラ


最後に防犯カメラ設置計画です。今年はこのようになっています。

(特急)100系車両 6編成、200系車両 6編成
(東武アーバンパークライン)10000系車両 7編成
(日光線)20400型車両 22編成
(東上線)8000系車両 3編成

昨年までにスカイツリーライン・東上線(池袋口)の車両への防カメ設置を終わらせましたので、後は支線系と特急に設置ということになります。東上線の8000系は毎年なぜこんなに少しずつの設置なのでしょうね。一気に付ければいいのに…と思わないでもないですが、なにか事情があるのでしょうね。

注目が引退予定の野田線10000系ですね。7編成に設置ということで、全編成に防カメが付くことになります。野田線10000系は2024年度に11653F、2025年度に11651Fに防カメ設置されていますので、今年度7編成に付けば、全編成設置ということになるわけです。この様子だと、10000系の廃車は今年度も無さそうですね。野田線の10000系は11635F、11636F、11652F、11654Fの4編成の検査期限が今年度中に切れます。そのうち11635Fは既に南栗橋に入場中です。10000系は全編成に検査を通す可能性が高くなったと見るべきでしょう。逆に8000系については、もう検査を通す編成は現れない可能性が高いかと思います。今年度中に検査が切れる8000系は8171F、8165F、8158F、8192Fの4編成です。昨年度導入分の80000系はまだ8000系を2編成しか廃車にしていませんので、8171F,8165Fについては、昨年度分の80000系での置き換え対象と見て良いかと思われます。そうなると、今年度導入分の80000系で2編成の8000系を問題なく置き換えることができます。それどころか、今年度検査が切れる10000系全編成に検査を通せば、来年度に検査が切れる8163F、8166F、8170Fの8000系3編成まで全て置き換えられます。(8111Fは除外しています。)これら3編成は来年度の夏ごろまでには検査が切れる予定です。80000系は例年、導入年の年末に導入されています。この導入時期が続くとなれば、今年度の80000系は今年の年末に、来年度の80000系は来年の年末に導入されることになるでしょう。そうなると、来年夏までに検査が切れる3編成は来年度分の80000系ではなく、今年度導入分の80000系で置き換えなければならないということになります。そこで、今年度に10000系全編成に検査を通すことで、今年度の置き換えに余裕を持たせ、今年度導入分の80000系で来年度中に検査期限が切れる8000系を置き換える算段が付いていると考えるのが妥当なのかと思うところです。スーパー8000系、10000系、昨年夏に検査を通した8162Fの置き換えに着手することになるのは2027年度導入分以降からということになりそうです。防カメ設置計画でだいぶ野田線の今後が見えましたね。(それにしても改めて8162Fは本当に強運ですね…(笑))

こんなところでしょうか。
野田線8000系、今年度中にだいぶ姿を消すことになると思われます。記録はお早めにということですね。
最後までご覧いただきありがとうございました!