
こんにちは!
東北地方の私鉄2社に新型車両が導入されることが報道されました。青い森鉄道と仙台空港鉄道の2社です。今回の記事ではこれらの2社の新型車両導入について考えてみたいと思います。
青い森鉄道
www.nikkei.com
まずは青い森鉄道です。青い森鉄道へは1編成2両が導入予定です。現在、方の私鉄2社に新型車両が導入されることが報道されました。青い森鉄道へは1編成2両が導入予定です。現在、701系が9編成と、JR東日本のE721系と共通設計の703系が2編成の計11編成が所属しています。記事によれば、今回の導入は既存車両の置き換えではなく、増備を目的とするようです。この増備車は朝は通勤通学用、昼はツアー列車等の観光的な活用と、2つの使い方ができる仕様を検討しているようで、座席転換が出来る車両になる予定だとのことです。私鉄各社で採用が進んでいるL/C座席を展開するものと思われます。青い森鉄道の新型車両は以上のような情報がで出てきています。

青い森鉄道701系
仙台空港鉄道
続いて仙台空港鉄道の仙台空港アクセス線です。こちらにも新型車両が導入される予定です。具体的な導入数や、既存車両の置き換えの有無等は不明です。仙台空港鉄道は今回の新型車両導入により、全ての列車を4両編成で運転することを検討しているそうです。仙台空港鉄道ではE721系と共通設計のSAT721系を3編成保有している他、JR東日本のE721系500番台5編成も同線の運用についており、計8編成が共通運用となっています。この8編成で通常は7運用を回していますが、この中に一定数2両での運用も存在します。おそらくこの2両運用を解消するのが目的なのではないかと思います。仙台空港線は2020年にもJR東日本のE721系500番台が1編成増備されていますが、更なる増備になりそうですね。
仙台空港線についてもおそらく既存車両の置き換えではなく、増備が目的の導入なのではないか?と予想してみます。そもそもSAT721系とE721系は製造から20年程度、先ほど言及した増備車は6年程度ですから、老朽化しているわけではありません。こういった背景も考えると、数編成程度の増備に留まるのかな?というのが予想ですが、どうなるでしょうか。

SAT721系
E721系の次となるか?
それではこれらの新型車両がE721系に次ぐ、狭軌の新型車両となるのでしょうか?これについては可能性は低いのではないかな?と予想してみます。そもそもJR東日本にE721系の次の狭軌の交流車両が誕生していません。標準軌用のE723系が誕生しているものの、やはり狭軌とは仕様が違いますし、E721系のような低床車両でもありません。このような状況ですので、JRではない私鉄が、JR車をベースとした次世代車両を導入するというのはなかなか難しいのかなと思うところです。
また、いずれの鉄道も車両の導入目的が増備である可能性が高く、既存車両の置き換えを目的としていないと思われることも可能性が低いと考える理由です。いずれの鉄道も今回の新型車両は少数派車両となりそうです。そうなると、既存車両と仕様を合わせた方がメンテナンス等もやりやすいでしょうから、既存車両のE721系に合わせた車両になる可能性が高いのではないか?と予想します。青い森鉄道の701系は延命工事が施工中でまだまだ活躍しそうですので、新型車両の先取りとしては少し早いのかなと思われます。
ただ、E721系も現段階で誕生から20年経っており、多少の時代遅れ感はあります。両社が新型車両を導入するまでまだ数年はありますから、JR東日本が701系などの置き換え用に次世代狭軌新型車両を導入していれば、両者が新型車両を導入する可能性はゼロではないのかなとは思いますので、可能性を否定するものではないのかなとも思うところです。
今回は青い森鉄道と仙台空港アクセス線に関する記事でした。
最後までご覧いただきありがとうございました!