255系 夏臨も活躍予定!活躍が続く背景には何があるのかを妄想してみる


こんにちは!
今回は255系に関する記事を書いていきたいと思います。
今年のGWに255系が復活したことで大いに話題となり、鉄道ファンの皆さんは大盛り上がりでしたね。そのGWの活躍も終わり、255系は再び運転予定が無くなりました。次は早くて夏臨ということになるのですが、なんと夏臨発表前にのりものニュースがリーク情報を打ちました。なんと255系は夏臨でも活躍予定だという情報を得たようで、それを報じています。
trafficnews.jp
この記事によれば、8/11の山の日にわかしおとして運転予定だとのことです。あくまでも利用状況によって変わる可能性もあるとのことですが、まあこのように報じられたということはほぼ確実でしょうね。255系は夏臨も活躍予定ということになりました。
やはり255系はBe-03編成を残す方向で検討している可能性は高いのかなと思うところです。のりものニュースの取材でも、利用状況を鑑みて、長編成を活用した方が良い便に255系を充当したことが明らかになっており、今後も長編成が必要になる場合は255系を使わざるを得ない状況になるのだろうと思われます。それではなぜ255系の活躍が続くのか、このことについて考えてみたいと思います。

255系

まず、記事に書かれているのはこのような理由です。

「特急車両が足りていない」ことが背景にあり、多客期の移動需要に対応するために9両編成の255系を“動員”したそうです。

波動用車両不足の現状が書かれていますね。確かに房総特急は2024年改正以降不足傾向にあるのは間違いありません。255系をE257系500番台と余剰のE259系のみで、新型車両を導入せずに置き換えたために、房総特急用車両が不足気味です。房総方面への長編成特急を走らせるとなると、255系かE257系2000/5000番台を使わざるを得ないような状況であるのは間違いないのだろうと思います。ただ、E257系も波動用は2000/5000番台合わせて4編成しかなく、そこまで余裕がある状況ではありません。例えば今年の5/3は5000番台が踊り子2編成、あずさ1編成稼動、2000番台波動用がアルプス返却1編成稼動と、フル稼動状態の日もあったほどです。この日、255系は動いていますから、こういった状況において、房総特急の両数を増やしたい場合は、255系を使わざるを得ない状況であるというのは、記事の通りで間違いないのだろうと思うところです。

また、そもそも千葉の労組がE257系5000番台を拒んでいるという噂もあるようです。こちらの労組資料にて、労組が『E257系9両波動用車を使用しないこと』という提案をしています。
http://www.jreu-chiba.jp/library/5ae7dc3ada3b1e50464226fd/67dcf9343104ea4358a61ec8.pdf
会社側は使用しないとは名言していませんが、現場から拒否されているような状況であるというのは言えそうです。拒否している理由として、案内設備の不足や乗務員が車両に慣れていないことなどが挙げられています。E257系の2000番台や5000番台はもともと中央線特急用でしたから、自動放送や車内の案内表示器が房総使用に対応していません。こういったことが不便だということで拒んでいるようですね。また乗務員が慣れるよう、現車訓練を要求していますが、会社側は難しいとしています。このように現場と会社側の意思が異なるという状況のようですね。こういった状況も255系が稼動している現状に関係が無いとは言い切れないのかもしれません。ただ、今年のGWに使われなかったのは、そもそもE257系波動用が不足していたという点が大きいとは思いますけれどもね。なんだかんだで今年の1月も5000番台を使っていますし、労組が拒んでも、必要な場合は入れそうな気がしますね(笑)

このようにやはり根本的には長編成特急車両の不足が大きそうだなと思うところです。この問題は特急型車両が新造されない限りは、なかなか解決することは難しそうに思いますので、Be-03編成はしばらく予備車としてスタンバイしておく可能性はあるのかなと思います。ただ、一つ案があるとすればE657系を活用し、長編成特急を捻出する可能性はあり得るのかなと思います。E657系はかなり余剰となっており、疎開する車両が存在するような状況となっています。今後、事故で離脱していたK11編成が復帰すると、更に余剰車が増えそうです。こういったE657系も波動用として活用することで、長編成特急を捻出する可能性し、255系を追い出すというのは一つあり得るシナリオなのかなと思う所です。今後、JR特急がどのようになっていくのか、注目ですね。
最後までご覧いただきありがとうございました!