まさかのIGBT 相鉄13000系 12000系と類似点、相違点を見る 事実上の兄弟車のようなイメージ?


こんにちは!
今回は相模鉄道に関する記事を書いていきたいと思います。
昨日、相模鉄道が設備投資計画と新型車両13000系の詳細情報を公表しました。
www.sotetsu.co.jp
設備投資計画
www.sotetsu.co.jp
13000系情報

設備投資計画では今年度のYNB対象も公表されており、今年度は10000系1編成がYNB化されるようです。この1編成に昨年から入場している10706Fが含まれるならば、この1編成で完了ということになります。含まれないならば、もう1編成ということになるでしょう。いずれにしても、あと1~2編成で10000系のYNB化は完了しますが、ここにきてペースを落としたのは意外でした。

そしてここから本題の13000系に移っていきましょう。13000系の仕様に関する情報が明らかになりました。公表されたプレスリリースから、13000系の仕様を読み取り、12000系との違いを見ていきたいと思います。この違いを比べるにあたり、12000系のプレスリリースも参考になると思いますので、ここに12000系のプレスリリースURLも記載したいと思います。
https://www.sotetsu.co.jp/media/2019/pressrelease/pdf/181003_01.pdf
13000系は基本的には12000系をベースとした新型車両ということになるでしょう。まず、12000系と13000系の違いを見てみると、クラッシャブルゾーンを廃止しているという点は大きいですね。このことで、先頭車の着席定員が6席増えることになるようです。クラッシャブルゾーン採用車は、運転台に近い二つのドア間の座席は4人掛けですが、こちらが7人掛けになるのでしょうね。相鉄ではJR車をベースとした11000系、12000系と続けてクラッシャブルゾーンを採用してきました。ところが、今回は廃止しています。2025年度に導入される13000系は相鉄線内専用車ということなので、必要ないという判断になったのだろうと思います。この点は12000系と異なることになりますね。一方で、車両の導入数については『2025年度は相鉄線内のみを運行する車両として 1 編成(8両)を導入します。』という表記になっており、2026年度以降に他社線への直通運転対応車両を導入する可能性を排除しないような文章にはなっています。今後、13000系に他社線直通対応車が出てくるのかは注目ですね。ただ、クラッシャブルゾーンを廃止するとなるとJR直通は不可能ですし、拡幅車体では東急直通も不可能です。今後、他社線向けにクラッシャブルゾーンを備えた13000系が登場する可能性はあるのか?この点は注目でしょうか。他には、前面の前照灯部分のデザイン変更ですね。やはり見た目が違うというのは、大きな違いでしょうね。12000系はライトが丸っぽくて、かわいらしい感じのデザインでしたが、13000系は細目でイケメン系のデザインでしょうかね。だいぶイメージは変わりますね。コンセプトに『未来』が加わっていますので、このようなシュッとしたデザインになっているのかなと思います。
それではほかの違いは?ということを考えてみたいのですが、これ以外については、プレスリリースの表記が12000系プレスリリースの表記とほぼ変わっていません。12000系のリリースに記載されていたJR直通対応表記が削除されている点やデザイン変更、座席数増加の表記を除くと、基本的に12000系のリリースと変わらない表記になっています。特に車内のデザインに関する表記などは、12000系プレスリリースと全く同じです。この表記から見るに、基本的には12000系と変わらない内装になっているのだろうと思います。設計についても、12000系と同じく拡幅車体の車両で、ドアも12000系と似たようなE233系ベースの角ばったドアです。また製造もJ-TRECですので、12000系と同じ製造元になります。そして何よりも12000系ベースというのが分かるのが、『12000 系と同型のIGBTタイプのVVVFインバータ※4 制御装置の採用』という記載です。なんと、13000系のVVVFIGBTになることが公表されました。IGBTを採用するというのは意外でしたね。12000系のVVVFは2006年にデビューしたE233系と同種のVVVFです。誕生からもう20年です。相鉄でも11000系、12000系もこのVVVFを採用しており、3世代目になります。おそらく、機器共通化の観点からIGBTの採用に至ったのだろうと思いますが、意外でした。このタイプのIGBTVVVFは、JR東日本ではE233系1000番台で現在機器更新中ですが、同型のVVVFの新品に更新するだけの対応になっています。りんかい線の71‐000形、そして相鉄13000系への採用、E233系機器更新の様子を見ていると、20年前の機器とはいえ、現在も通用する機器というのが分かるのかなと思います。

12000系

こういった点を見ると、形式は分かれましたが、これは事実上、12000系のマイナーチェンジ版と言っても良いのかな?とは思いますね。実際に誕生するまでは細かな違いは分かりませんが、少なくともプレスリリースの記載からはそのように読み取れます。
このようなところでしょうか。13000系は、12000系からJR直通で必要な設備を外した線内専用のマイナーチェンジ版12000系というようなイメージと見て良いのかなと思うところです。YNBの車内は12000系や20000系で既に完成しきっているとは思いますので、余計に弄らずに、維持するということ自体は良いことのかなとは思います。
今回は13000系に関する記事でした。以前、記事で考察したようなボックスシートの再設置には至らなそうですね。今後、この車両で8000系が置き換えられていくことになりそうです。
最後までご覧いただきありがとうございました!