こんにちは!
昨日の宮崎県の地震を受け、南海トラフ臨時情報が出されており、一気に緊張状態になり、今後が心配ですね。この臨時情報発表を受け、東海道線,伊東線の大磯~伊東間と中央線の大月~茅野間では減速運転を行っているとのことですし、サンライズや伊那路などは運休になっているようです。臨時情報でここまで大幅な対策を取るのかと驚いてますが、注意していきたいものですね。
このように減速対応となっている伊東線ですが、明日は伊東(8/10)にて按針祭海の花火大会が開催されます!南海トラフ臨時情報発令を受けても、今の所は通常通り開催ということで、明日は伊東線は賑やかになりそうですね。更にお祭りに合わせて臨時特急が上下二便ずつ、計4本運行されます。伊東按針祭花火大会号です。運転列車は以下の通りです。
1号 東京15:00発 伊東16:46着
3号 東京16:25発 伊東18:22着2号 伊東 21:26発 東京23:19着
4号 伊東 22:16発 東京0:08着
このようになっています。ただし、先述の通り、平塚~伊東間は減速運転となりますので、遅れが出ることになるでしょうね。定期列車だと、およそ5~15分ほどの遅れが出ているようです。なかなか悪いタイミングで臨時情報が出てしまったなと感じますが、花火大会に影響が出なければ良いなと思います。
そんな伊東按針祭花火大会号ですが、使用車両が1・2号と、3・4号で異なります。1・2号はE257系2000番台、3・4号はE657系での運転です。まず、1・2号については、昨年は5000番台での運行でした。しかし、今年は踊り子用の2000番台が使われるようです。E257系2000番台は1編成が今年から波動用となっており、特急アルプス等の多客臨にも少しずつ充当され始めています。今年がE257系2000番台での運転となったのは、おそらく今年のダイヤ開始以降、1編成が波動用化されたことが関係しているのではないかと思います。ちなみにですが、この伊東按針祭花火大会号はいわゆる「スワロー料金」(通常の指定席料金よりも若干安い料金体系)が適用されない列車です。そのため、営業区間も通常の踊り子と同じ区間を走り、更に使用車両も同じにもかかわらず、踊り子よりも特急料金が高いという列車になっています(笑)
そして3・4号はE657系での運転です。昨年に続き、2年連続でE657系が静岡県への入線を果たすことになりました!宮城県から静岡県まで、本当に広範囲に使われる車両だなと思いますが、凄いですね。E657系は昨年の伊東按針祭花火大会号で初めて東海道線品川以南での営業運転を行い、その後はネモフィラ平塚号などで東海道線での営業運転も行い始めました。E657系は運用数に対して編成数に若干の余裕があるということで、今後も東海道線等での臨時列車に使われる機会が出てくるかもしれませんね。
ちなみに昨年のE657系の伊東按針祭花火大会号に私も乗車しました。その際の乗車レポの記事がこちらです。
e231211.hatenablog.com
E657系に乗りながら東海道線や伊東線を下るという非常に不思議な体験でしたが、楽しかったですね。ちなみに自動放送は使われておらず、車掌さんの肉声放送で、車内の案内表示器も無表示でした。また座席ランプも点灯していませんでした。しかし幕は「臨時特急 伊東」という幕が使われており、伊東按針祭花火大会という表示こそありませんでしたが、行先には対応しているということで驚きました。伊東線区間は昨年もかなりノロノロ運転でしたが、太平洋を見ながらの旅は楽しかったですね。昨年乗りましたので、さすがに今年は乗りませんが、乗車される方はきっと楽しい運行になるのではないかなと思います。
E657系
今回は伊東按針祭花火大会号に関する記事でした。今年は緊張感が高まる開催ですが、無事に何事もなく終わることを願うばかりですね。地震、来ないでくれ…。
最後までご覧いただきありがとうございました!